公的年金シミュレーターの活用

被用者保険の適用拡大により2024年10月から新たに社会保険に加入することになる短時間労働者が増えます。

最低時給の底上げによる年収アップもあり、106万円や130万円の壁の内側で働きたい方にとっては働き控えなどのさらなる調整を強いられることになるでしょう。

目先の損得勘定で考えれば、社会保険に加入することのメリット、デメリットは家族単位の収支で考える必要がありますが、企業の家族手当が撤廃の方向へ動くなど専業主婦の優遇措置を止める流れが社会の風潮となりつつある今、改めて自分の働き方を見直してみてもいいのではないでしょうか。

社会保険に加入すれば自分の老齢年金が増やせることは知っていても、いったいどれくらい増えるのかのイメージがわかないため、躊躇している方も少なくないようです。

厚生労働省が提供する公的年金シミュレーターでは、これまでの年金加入履歴に加えて、今後の働き方を想定して入力することができます。

「どれくらい働けば、年金がどれだけ増える?」ということがイメージできますので、利用してみると今後の働き方を考えるきっかけとなるかもしれません。

厚生労働省 公的年金シミュレーター

https://nenkin-shisan.mhlw.go.jp/main.html



FP事務所MIRAI

家計の見直しでMIRAIを変える 金融商品の販売を行わない独立系FPです。 皆様の日常のお金のお悩みを一緒に解決しましょう。

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