投資信託の種類と選びかた
いよいよ新NISAがスタートしました。
当事務所にも昨年末からNISAを活用した投資のご相談が増えています。
これから投資を始めたい方の多くは積立投資に興味を持たれています。積立投資は投資信託を定期的に定額ずつ購入する投資です。
ひと口に投資信託といっても種類がありすぎて選べないですよね。
約6,000本ある投資信託のうち、積立投資対象の投資信託は、現在250本ほどです。
投資信託には「株式型」「債券型」「バランス型」があります。
その名の通り、株式型の投資先資産は株式がメイン、債券型は国債や社債などの債券、バランス型は株式、債券、不動産、コモディティなど違う値動きの資産へ投資をするファンドです。
リスクリターンの観点から高い順に並べると、株式、バランス型、債券型の順になります。
さらに、運用方針によりインデックスファンドとアクティブファンドに分けられます。(インデックスとアクティブの運用については、次回説明します。)
また、資産の種類だけでなく、投資先の地域も指標とします。たとえば、全世界の株式に投資しているのか、米国株のみ、日本株のみ、新興国株なのかなど。債券型やバランス型も同様、どの地域の債券や不動産に投資しているファンドなのかを目論見書で確認してください。
求める投資成果によって選ぶべき投資信託の種類が絞れます。投資を始める前に求める成果、投資期間、投資可能額などのうちどれか一つでも決めておくと、投資信託が選びやすくなります。
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