NISA口座は移管できる
投資を始めるときにNISA口座をどの金融機関で開設しようかと迷われる方は多いです。
銀行や郵便局などでも開設できますが、証券会社と比較すると取り扱い銘柄数が少ないこと、個別株に投資ができないという制約があります。
これから新規にNISA口座を開設するのであれば、証券会社をお勧めしますが、証券会社を選ぶときは、是非、手数料を比較してください。実店舗を持つ証券会社とネット証券では手数料が20倍以上違うこともあります。
最初から手数料の安いネット証券を利用できるといいですが、ネットに不慣れな方や、実店舗で相談をしたいとう方にとっては不安感もあるでしょう。その場合は、一旦、実店舗のある証券会社で開設してもいいと思います。
NISA口座は一旦開設しても、決められた時期に手続きを行えば金融機関の変更ができます。
投資に慣れてきたら、手数料の安い証券会社への口座移管を検討してみてはいかがでしょうか。
投資を成功に導く三原則は、長期、分散、低コストを意識することです。
元々、ネット証券は手数料が安いことで知られていますが、SBI証券と楽天証券は国内株の取引き手数料を完全無料化するそうです。(9月30日or10月1日)
たとえば、2023年、NISA口座で一度でも取引がある場合は、2023年10月以降にNISA口座のある金融機関から「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」を取得して、新たに利用したい金融機関に申込みをすることで、2024年1月から新しい金融機関でNISA取引を行えます。
2024年新NISAスタートを機に投資を始める、または投資額を増やそうと考えている方も多いと思います。コストは出来るだけ削減して運用効率を高めていきましょう。
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